白いチューリップ

 

「清麿君なんか嫌い!!」

恵のその言葉に対して清麿が言った。

「俺も恵さんなんか大嫌いです!!」

そして、2人はその場を離れた・・・。

 

2時間ほど前・・・。

「ごめん清麿君、疲れて寝坊しちゃって・・・。」

恵はデートに30分ほど遅れた。

清麿は恵に言った。

「気にしないでください・・・。」

「恵さんは休みを取るのも一苦労だというのはわかっていますから・・・。」

この日、2人は普通にデートしていた。

そして、とある占い屋の前を通りかかったとき・・・。

「ねぇ、清麿君。」

「ちょっと寄って行かない?」

清麿は恵に答えた。

「いいですよ。」

すると、占い師が清麿と恵に言った。

「あなた達の相性は最悪です。」

「一緒にいても不幸がふりかかります。」

その言葉に恵は不安になった・・・。

清麿は恵に言った。

「占いなんて、遊びのようなものですよ。」

「さあ、行きましょう・・・。」

2人はその場を離れた・・・。

ある程度時間が経ってから、恵は清麿に言った。

「清麿君・・・。」

「私ね、あの占いは当たっていると思うの・・・。」

「だって、初めてデートした時も、敵に襲われたんだもん・・・。」

「私たち、一緒にいても良い事ないと思うの・・・。」

「だから・・・。」

清麿は恵に言った。

「馬鹿馬鹿しいです。」

「女の子だから占いを気にするのはわかりますが、そんなのウソに決まってる!!」

恵は清麿に言った。

「何よ!!」

「私は清麿君のことも想って言っているのに!!」

清麿は恵に怒鳴った。

「それは余計なおせっかいなんです!!」

「それに、敵に襲われたときは、もっと恵さんが早く来てくれればよかったんです!!」

恵も清麿に怒鳴った。

「そんな言い方ないでしょ!!」

「こっちだって、色々と大変だったんだから!!」

清麿はさらに恵に怒鳴った。

「恵さんが余計な寄り道をしてくるからですよ!!」

恵は清麿に言った。

「もういいわ!!」

「清麿君なんか嫌い!!」

恵のその言葉に対して清麿が言った。

「俺も恵さんなんか大嫌いです!!」

こうして、2人はその場を離れた訳だ・・・。

 

その事から時間が経ち・・・。

清麿はため息をついた。

「はあ・・・。」

「どうしてあんな事言っちゃったんだろう・・・。」

 

ここはモチノキ町の公園・・・。

「清麿君、まだ怒ってるかな・・・。」

すると、そこにティオとガッシュがやってきた。

ティオが恵に聞いた。

「どうしたの恵?」

「今日は清麿とデートのはずでしょ?」

恵はティオとガッシュに事のいきさつを話した。

「ウヌ、それは清麿がいけないのだ!!」

ティオが恵に言った。

「恵、清麿も悪いけど、恵も悪いのよ!!」

「清麿だって、恵の事を想って言ってくれたのよ!!」

「だって、清麿は恵の事だけが好きなんだから・・・。」

恵がティオに言った。

「そうね、私も悪かったのよね・・・。」

「ティオ、わかった!!」

「私、清麿君に謝ってくる!!」

恵は走って公園をあとにした・・・。

 

恵は息が切れるまで走り、清麿を探した。

そして、恵は清麿を見つけた。

しかし、どんな事を言って謝れば良いのか恵にはわからなかった・・・。

恵は仕方なくその場を離れようとした。

すると、清麿が恵の腕を掴んだ。

そして、清麿は恵に言った。

「ごめんなさい、恵さん・・・。」

「俺、なんだか自分の事ばかり考えていて、恵さんのことを考えていなかったような気がします。」

「こんな俺ですが、恵さんのことは大好きです!!」

「どうか俺の事、嫌いにならないでください!!」

恵は清麿のほうを向いて清麿に口付けた。

10秒くらい経っただろうか?

恵は唇を離して清麿に言った。

「ごめんね、私も言い過ぎちゃった・・・。」

「私だって、清麿君のことが大好きだよ・・・。」

「こんな私だけど、またよろしくね。」

そして、2人は唇を重ねた・・・。

たとえ、この2人は何を言われようと、それに耐えることができる。

お互いを想う気持ちがある限り・・・。

 

白いチューリップ

End

あとがき

この小説は、キリ番200000hit記念のリクエストでトンガリボーイさんより清麿と恵がケンカしちゃう話というお題です。

何だか今回はあまりうまく行ってないような気がします。

喧嘩の内容がうまく思いつかなかったので、占いで悪いことを言われたという事にしました。

それではまた・・・。

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