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星空への願い

 

7月7日、清麿達は親友達を呼んで七夕パーティというものを開いた。

場所はおなじみの高嶺宅。

参加者はガッシュ、清麿、ティオ、恵、キャンチョメ、フォルゴレ、ウマゴン、サンビームといったおなじみのメンバーだけでなく。

ナゾナゾ博士、ウォンレイ、リィエン、そしてなんと、ブラゴとシェリーも来ている。

ブラゴは来たくなかったらしいがシェリーに無理矢理連れてこられたらしい・

ブラゴがシェリーに言った。

「おい、何で俺までこんなものに参加しなきゃいけない。」

シェリーはブラゴに言った。

「いつも戦ってばかりなんだから、たまにはこういう休息も必要なのよ。」

ブラゴは言った。

「フン、勝手にしろ・・・。」

恵と華が、料理を作って持ってきた。

ガッシュたち魔物の子達が料理に駆け寄る。

料理の内容は、たんざく切りにされたニンジンと、星型に切られたオクラの乗ったそうめんだった。

華の分も含め、全部で14個のそうめんが一人ずつに配られる。

ブラゴは何も言わずにさっさと食べてしまった。

そして、一言感想らしき事を言った。

「まあ、味としては普通だな。」

それを聞いたシェリーがブラゴに言った。

「何よブラゴ、おいしいなら素直にそういえば良いじゃない。」

ブラゴは否定するかのように言った。

「うっ、うるさい!!」

そうめんを食べる清麿を見ながら恵が聞いた。

「どう、おいしいかな?」

清麿は恵に言った。

「はい、おいしいですよ。」

そう言うと、清麿は恵と口付ける。

それを見ていたリィエンがウォンレイに聞いた。

「ウォンレイ、私たちはアレをやらないあるか?」

ウォンレイはリィエンに答えた。

「彼らは彼ら、私たちは私たちのペースで進んでいこう。」

「だから今はする必要はないだろう。」

ウマゴンは箸がもてないのでサンビームに食べさせてもらっている。

ガッシュがウマゴンに聞いた。

「おいしいのか、ウマゴン?」

ウマゴンは返事を返す。

「メルメルメ〜。」

何を言っているかはわからない。

ガッシュがサンビームに聞いた。

「サンビーム殿、ウマゴンは何と言っておるのだ?」

サンビームはそうめんを食べながらガッシュに言った。

「もちろんおいしいと言っている。」

すると、華がたんざくをいくつか持ってきた。

華は子供たちにたんざくを渡すと言った。

「はい、外に笹の葉を出しておいたからその短冊に願い事を書いて笹につるしてね。」

ガッシュたちはそれぞれの願いを書く。

そして、庭に出るとガッシュたちは笹にたんざくをつるした。

清麿がガッシュに聞いた。

「ガッシュ、お前はなんて書いたんだ?」

ガッシュが清麿に答えた。

「もちろん優しい王様なのだ。」

恵もティオに聞いた。

「ティオはなんて書いたの?」

ティオが恵に答えた。

「もちろん私も優しい王様よ。」

フォルゴレもキャンチョメに聞いた。

「キャンチョメ、君はなんて書いたんだ?」

キャンチョメがフォルゴレに答えた。

「お菓子がたくさん食べられるようにってね。」

ウォンレイも笹にたんざくをつるす。

リィエンがウォンレイに聞いた。

「ウォンレイは何を願ったあるか?」

ウォンレイはリィエンに言った。

「私はリィエンが幸せになれるようにと願う。」

リィエンは顔を赤くした。

シェリーがブラゴに聞いた。

「あら、ブラゴ、あなたはやらないの?」

ブラゴがシェリーに答えた。

「何で俺がこんなものをやらなければならない。」

シェリーはブラゴにたんざくとペンを押し付けて言った。

「良いからやりなさい。」

ブラゴは愚痴をこぼした。

「たくっ、仕方がねぇなあ・・・。」

なんだかんだ言っておいて結局は書いている。

笹にたんざくをつるすとブラゴが言った。

「これで良いんだろ、これで!!」

シェリーはたんざくを見てみる。

「必ず王になる!!」

そうたんざくに書いてあった。

ナゾナゾ博士がたんざくを笹につるす。

清麿がナゾナゾ博士に聞いた。

「ナゾナゾ博士はどんな願いを?」

ナゾナゾ博士は清麿に答えた。

「私のではない、キッドの分だ。」

「魔界が平和になるようにって願いを込めて・・・。」

一同はキッドの事を思い出す。

キッドもここに来れたら良いのに・・・。

そう一同は願っていた。

その時、流れ星が流れた。

しかし、あっという間だったので誰も願う暇はなかった。

一番残念そうだったのは恵だった。

清麿は恵に聞いた。

「どうかしたんですか恵さん?」

恵は清麿に答えた。

「流れ星に願い事をする事ができなかったから・・・。」

それを聞いた清麿は、恵にたんざくを渡して言った。

「たんざくに願いを書いて笹につるせば良いですよ。」

恵はたんざくに願いを一筆したが、笹につるさなかった。

清麿は恵に聞いた。

「あれ、どうしてつるさないんですか?」

恵は清麿に答えた。

「恥ずかしいから・・・。」

ティオが恵のたんざくを覗き込む。

そして、ティオは清麿の元で耳打ちする。

「あのね、恵が書いたことはね・・・・・。」

それを知ったときに、清麿は赤面する。

恵は、清麿に知られてしまったため、ティオを肩車して届かないところにつるしてもらった。

ガッシュが清麿に聞いた。

「のう清麿、恵殿のたんざくには何と書いてあったのだ?」

顔を赤くした清麿がガッシュに言った。

「お前には関係ない。」

そう言うと、清麿は家の中へと入っていった。

「帰るぞ!!」

ブラゴがそう言うと、シェリーとブラゴは帰って行った。

他のみんなも帰って行った。

恵とティオだけ残ったが・・・。

恵は後片付けをしながらつぶやいた。

「はあ・・・、どうしてあんなこと書いちゃったんだろう・・・。」

ティオが恵に言った。

「しっかりと星に願えばかなうんじゃない?」

恵の返事はそっけなかった・・・。

そんな恵を見て華が聞いた。

「そうだ、2人とも今日は家に泊まっていかない?」

恵とティオは戸惑いながら聞いた。

「えぇ、でもガッシュ(君)や清麿(君)は?」

華が言った。

「大丈夫、あの2人には私から言っておくから。」

入浴を済ませると、恵は華に聞いた。

「私はどこで眠れば良いんですか?」

華は、少し微笑んだ顔で言った。

「恵ちゃんは、清麿と同じベッドよ。」

恵は驚いた。

「えぇ〜!?」

華が恵に言った。

「清麿にはOKもらっているから、安心して眠って良いわよ。」

恵は戸惑いながらも清麿の部屋へ向かう。

清麿の部屋の前に来ると、恵はとをノックする。

「どうぞ・・・。」

中から清麿の声が聞こえる。

恵はドア開け、部屋の中に入る。

清麿は窓から星空を見ていた。

清麿は恵に言った。

「星空は綺麗なのに、人が眠る夜の時間帯にしか見れないから不便ですよね・・・。」

恵は話しにあわせるように言った。

「うん・・・。」

恵は清麿に聞こうとした。

「あのね、清麿君・・・。」

「私が書いたたんざくの事だけど・・・、迷惑かな?」

清麿は恵に答えた。

「確かに迷惑ですね・・・。」

「恵さんじゃなければそんな迷惑お断りですよ。」

清麿は恵を自分のほうに寄せて口付ける。

恵もその思いに答える。

清麿が唇を離すと恵に聞いた。

「本当に、俺なんかで良いんですか?」

恵は清麿に答えた。

「清麿君じゃないと嫌なの・・・。」

清麿は恵に聞いた。

「もう寝ましょうか?」

恵は素直にうなずく。

そして、2人は同じベッドの中に入る。

清麿は恵に言った。

「恵さんの意思が代わらなければ、恵さんの願いは叶いますよ。」

「最低でも、後4年後には・・・。」

恵は清麿に聞いた。

「4年間・・・待ってくれるの?」

清麿は恵に答えた。

「4年も待たされるのが迷惑ですけど、相手が恵さんなら4年くらいどうって事ないです。」

恵は赤いがとても嬉しそうな顔で清麿に抱きついた。

恵は清麿に聞いた。

「このまま眠っても良い?」

清麿は静かに答えた。

「いいですよ・・・。」

清麿も恵をそっと抱きしめる。

『清麿君のお嫁さんに・・・。』

素朴で子供のような願いだったが、それが恵の願いだった。

いつか・・・、願いはきっと届く事だろう・・・。

この綺麗な星空の下で・・・。

 

星空への願い

End

あとがき

キリ番60000hitでアッシュさんから「オールキャラで七夕(ブラゴとシェリーも)」と言うリクエストでした。

日本人以外は七夕知らないはずですが無理をして書きました。

ただ後半は清恵メインになってしまいましたが・・・。

ていうか、高校生でそんな願い書く人絶対いなさそうです。

それではまた・・・。

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